ジャンクジャーナルは、「紙を集める → 大きさをそろえて折る → 綴じる → 表紙をつける → ページを飾る」の5つの手順で作れます。綴じ方は、ホチキス、糸、リングの3つから選べば、特別な道具がなくても大丈夫です。市販のノートを使えば、最初の4つを飛ばして、ページを飾るところから始めることもできます。この記事では、ノート本体の作り方と、ページの作り方、よくある失敗を紹介します。
作り方の全体の流れ
| 手順 | やること | 目安の時間 |
|---|---|---|
| 1. 紙を集める | ページにする紙を8〜15枚ほど用意する | — |
| 2. 折る | 大きさをそろえて半分に折る | 10分 |
| 3. 綴じる | ホチキス・糸・リングのどれかで綴じる | 10〜30分 |
| 4. 表紙をつける | 厚紙や紙袋で表紙をつける | 15分 |
| 5. ページを作る | 紙と素材を重ねて飾る | 1ページ20分〜 |
1. 紙を集める
包装紙、紙袋、英字の素材紙、方眼紙、封筒、地図、チケットなど、色や手ざわりの違う紙を集めます。紙の種類が違うほど、めくったときに楽しいノートになります。どんな紙が使えるかはジャンクジャーナルに必要なもので一覧にしています。
2. 大きさをそろえて折る
紙を同じくらいの大きさに切り、半分に折ります。最初はA4の紙を半分に折ったA5サイズが作りやすい大きさです。全部をきっちりそろえなくても、少し小さい紙や大きい紙が混ざっていると、ジャンクジャーナルらしい不ぞろいな表情になります。折った紙を4〜5枚重ねたものを「折丁(おりちょう)」と呼び、これをいくつか作って綴じます。
3. 綴じる(3つの方法)
| 方法 | やり方 | よいところ | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| ホチキス | 折り目を2〜3か所留める | いちばん簡単。すぐ作れる | 厚くなると留まらない。1冊は薄めに |
| 糸 | 目打ちで折り目に穴をあけ、針と糸で縫う | 開きやすく、ジャンクジャーナルらしい見た目 | 少し時間がかかる |
| リング・バインダー | 穴をあけてリングに通す | ページを足したり、差し替えたりできる | 穴あけパンチが必要 |
初めてならホチキス、慣れてきたら糸綴じがおすすめです。必要な道具はジャンクジャーナルの道具で紹介しています。
4. 表紙をつける
厚紙、紙袋、古い本の表紙、布を貼った厚紙などを、中身より少し大きく切って、背の部分で中身と一緒に綴じます。表紙にも素材紙やラベルを貼ってタイトルを付けると、一冊の作品らしくなります。
5. ページを作る
- テーマを決める:「旅」「植物」「古い手紙」など、ページやノート全体のテーマを決めます
- 背景を作る:素材紙やデザインペーパーを貼ります。全面でも一部でも大丈夫。端を少しちぎると、ジャンクジャーナルらしい味わいが出ます
- 主役を置く:人物シールや大きめの花、封筒など、目を引くものをひとつ
- 小さな素材を重ねる:ラベル、チケット、切手風の素材、マスキングテープを、少しずつずらして重ねます
- 余白を見て仕上げる:貼りすぎたと思ったら、そこでやめます
ページのテーマやレイアウトのアイデアはジャンクジャーナルのページアイデア、貼り方のコツはコラージュの作り方もご覧ください。
ページづくりのコツ
- 色を3色ほどに絞る:ブラウン・ベージュ・くすみピンクならやさしいヴィンテージ風に、グリーン・アイボリー・ブラウンならボタニカル風にまとまります
- 大きい素材から置く:背景 → 主役 → 小物の順に置くと、あとから主役の置き場がなくなりません
- 少し重ねる:素材同士を離して並べると、ばらばらに見えます。端を少し重ねると、ひとつの作品になります
- 紙の端をちぎる:はさみで切るより、手でちぎった端のほうが、ジャンクジャーナルらしい温かみが出ます
- ページごとに背景を変える:紙の色や柄が変わると、めくるたびに新鮮です
- 見開きで考える:左右のページを1枚の絵のように、背景の紙やマステをまたいで貼ると、まとまりが出ます
使いやすい素材
| 素材 | ジャンクジャーナルでの使い方 |
|---|---|
| 背景紙・デザインペーパー | ページの土台。ちぎって重ねる |
| エフェメラ(ラベル・タグ・チケット・切手) | 紙ものらしさと物語を足す。ポケットに差す |
| PETシール | 紙の上に重ねても、紙の柄が透けて見える |
| ロールシール | 紙の端を留める、ページを横切る帯にする |
| 硫酸紙 | ページの間に挟んで、下のページを透かす |
しかけを作る
- ポケット:封筒や、紙の下と横をのりで留めたものを貼り、カードやタグを入れる
- タグ:ページの端からはみ出すように差し込み、リボンを結ぶ
- 折りたたみ:ページより大きい紙を折りたたんで貼り、開くと広がるようにする
- 半分のページ:短い紙を綴じ込んで、めくると下のページが少し見えるようにする
よくある失敗と対処
| 失敗 | 対処 |
|---|---|
| ページを飾ったら、ノートが閉じなくなった | 厚みが出るのは自然なこと。最初から1〜2枚ページを抜いておくか、背に余裕をもたせて綴じる |
| のりで紙が波打った | テープのりを使う、のりを薄く塗る、乾くまで重しをのせる |
| ホチキスが留まらない | 紙を減らして折丁を分けるか、糸綴じに切り替える |
| どのページも同じに見える | ページごとに背景の紙の色や柄を変える |
| ページがごちゃごちゃする | 主役をひとつに絞り、色を3色ほどにまとめる |
作例:紙袋と包装紙で作るミニジャーナル
ショップの紙袋2枚を表紙と背表紙に、中身は包装紙・英字の素材紙・方眼紙・クラフト紙を各2枚。すべてをA5に切って半分に折り、紙の順番を交互に入れ替えて重ね、ホチキスで3か所留めます。最初の見開きには、紙袋のロゴ部分を切り抜いて貼り、隣のページにポケットを作って、お店のショップカードを差し込みます。30分ほどで、思い出の詰まった一冊ができあがります。
ジャンクジャーナルに使いやすい素材を探す
- 素材紙・背景紙・デザインペーパー:ページや背景にする素材紙
- 新聞・楽譜・手紙・地図:英字・楽譜・地図の紙もの
- タグ・ラベル・チケット・切手:ポケットに差すタグやチケット
- マステ・ロールシール:紙を留めるマステ・ロールシール
よくある質問
ジャンクジャーナルは市販のノートでも作れますか?
作れます。市販のノートやバインダーに、包装紙や素材紙を貼り足していけば、ジャンクジャーナル風に仕上がります。
綴じ方はどれがいちばん簡単ですか?
ホチキスがいちばん簡単です。ページを足したいならリング、開きやすさと見た目を重視するなら糸綴じがおすすめです。
ページを飾るとノートが閉じなくなります
紙を重ねると厚みが出るので、最初から1〜2枚ページを抜いておくか、背に余裕をもたせて綴じると閉じやすくなります。
ジャンクジャーナルについてまとめて知りたい方は、ジャンクジャーナルガイドをご覧ください。


