ジャンクジャーナルとコラージュのいちばんの違いは、「一冊を作る」か「一作品を作る」かです。コラージュは、シールや紙を組み合わせて貼る技法で、1ページ・1枚の作品として楽しみます。ジャンクジャーナルは、そのコラージュを使いながら、ノートそのものを手作りして一冊に積み重ねていく楽しみ方です。この記事では、2つの違いを表で整理し、共通点や、どちらから始めればいいかを紹介します。
ジャンクジャーナルとコラージュの比較
| ジャンクジャーナル | コラージュ | |
|---|---|---|
| 作るもの | 手作りのノート一冊 | 1ページ・1枚の作品 |
| 大切にすること | 記録、紙の重なり、めくる楽しさ | 構図、色合わせ、作品としての完成度 |
| 立体感 | ポケット、タグ、折りたたみなどのしかけを作りやすい | 平面で仕上げることが多い |
| 使う素材 | 身近な紙(包装紙・封筒・チケット)も多く使う | シールや素材紙が中心 |
| 貼る場所 | 自分で綴じたノート | ノート、手帳、カード、台紙など |
4つの違い
1. 一冊を作るか、一作品を作るか
コラージュは、1ページを完成させることが目標です。ジャンクジャーナルは、ページを積み重ねて一冊を育てていくので、1ページ1ページの完成度より、一冊を通しためくる楽しさが大切になります。
2. 記録か、作品か
ジャンクジャーナルは、旅のチケットや包装紙を貼るなど、思い出を記録する日記のような面があります。コラージュは、色や構図を考えて、見せる作品として仕上げる面が強くなります。
3. 立体か、平面か
ジャンクジャーナルでは、封筒のポケットや差し込むタグ、折りたたんだ紙など、立体的なしかけがよく使われます。コラージュは、平らに貼って仕上げることがほとんどです。
4. 素材の幅
ジャンクジャーナルは、捨てられるはずの身近な紙もどんどん使います。コラージュでも身近な紙は使えますが、シールや素材紙などのコラージュ素材が中心になることが多いです。
共通点
- 素材を重ねて、ひとつの世界観をつくる
- 人物や花のシール、背景紙、エフェメラ、マスキングテープなど、同じ素材が使える
- テーマ・主役・色数を決めるとまとまる、という基本のコツも同じ
- 絵が描けなくても楽しめる
ジャンクジャーナルの1ページは、それ自体がひとつのコラージュ作品でもあります。
どちらから始めればいい?
| こんな人は | おすすめ |
|---|---|
| まずは気軽に1ページ作ってみたい | コラージュ |
| 色や構図を考えて、作品を仕上げたい | コラージュ |
| 包装紙やチケットなど、身近な紙を集めるのが好き | ジャンクジャーナル |
| 旅や日常の思い出を一冊に残したい | ジャンクジャーナル |
| ポケットやタグなど、しかけを作るのが好き | ジャンクジャーナル |
どちらから始めても大丈夫です。コラージュで貼る楽しさを覚えてからジャンクジャーナルに進む人も、ジャンクジャーナルのページ作りでコラージュに目覚める人もいます。
作例:同じ素材で両方作る
英字の素材紙、花の人物シール、チケット風の素材、くすんだマスキングテープを用意します。コラージュなら、A5ノートの1ページに、素材紙を背景に人物を主役にして、チケットとマステで仕上げます。ジャンクジャーナルなら、同じ素材紙をページとして綴じ込み、チケットは封筒のポケットに入れ、人物シールはページの端から少しはみ出させて、めくる楽しさを加えます。同じ素材でも、見せ方の違いで楽しみ方が変わります。
どちらにも使える素材を探す
- シール・ステッカー:シール・ステッカー
- 素材紙・背景紙・デザインペーパー:素材紙・背景紙
- タグ・ラベル・チケット・切手:エフェメラ(タグ・ラベル・チケット・切手)
よくある質問
ジャンクジャーナルとコラージュの違いは何ですか?
コラージュは素材を組み合わせて1ページ・1作品を作る技法、ジャンクジャーナルはそのコラージュを使いながら、ノートそのものを手作りして一冊に積み重ねる楽しみ方です。
初心者にはどちらがおすすめですか?
気軽に始めるならコラージュ、身近な紙を集めて思い出を残したいならジャンクジャーナルがおすすめです。どちらから始めても大丈夫です。
コラージュ素材はジャンクジャーナルにも使えますか?
使えます。シールや背景紙、エフェメラ、マスキングテープなど、同じ素材をそのまま使えます。
それぞれの始め方はコラージュとはとジャンクジャーナルとはで紹介しています。まとめて知りたい方はコラージュガイドとジャンクジャーナルガイドへ。


