ジャンクジャーナルのページは、「テーマ」を決めてから「レイアウト」を選ぶと、迷わず作れます。テーマは「旅」「植物」「古い手紙」のように一言で、レイアウトは「重ねる」「ポケットにする」「タグを差す」などの型から選ぶだけ。この記事では、すぐに使えるページアイデア20選と、テーマの決め方、基本のレイアウト、海外風・ヴィンテージ風に見せるコツを、作例とあわせて紹介します。
テーマの決め方
- 好きな素材から決める:お気に入りの人物シールや包装紙を1つ選び、それに合う世界観をテーマにします
- 出来事から決める:旅行、読んだ本、季節の行事など、記録したいことをテーマにします
- 色から決める:「ブラウンとグリーン」のように色を決めると、それだけでまとまります
- 一冊のテーマとページのテーマ:一冊を「旅」にして、ページごとに行き先を変えるなど、大きなテーマの中に小さなテーマをつくると続けやすくなります
テーマ別のアイデア
| テーマ | ページのアイデア | 使う素材 |
|---|---|---|
| 古い手紙 | 封筒をポケットにして、中に手紙風の紙を入れる | 封筒、英字の紙、切手、ラベル |
| 旅の記録 | 地図を背景に、切符やショップカードを重ねる | 地図、チケット、旅人の人物シール |
| 植物図鑑 | 植物のシールに、標本ラベル風の名札を添える | 植物のシール、クラフト紙、ラベル |
| お茶の時間 | 紅茶のパッケージを切り抜き、ティーカップと並べる | レース、ティーカップ、焼き菓子のシール |
| 夜と天体 | 濃紺の紙に、月や星座を重ねる | 夜空の紙、月・星のシール、硫酸紙 |
| 妖精の森 | きのこや花の中に、妖精を置く | 妖精の人物シール、きのこ、蝶 |
| 季節 | 月ごとに1見開き、その季節のモチーフで | 桜、海、紅葉、雪のモチーフ |
| 好きな本・映画 | 作品の雰囲気の色と素材に、感想を一言 | 作品に合う紙、チケット、ラベル |
コラージュのテーマの考え方はコラージュのテーマ・アイデア集も参考になります。
ページアイデア20選
テーマが決まらないときは、この中から1つ選んでみてください。かっこ内は、そのページに合う素材の例です。
記録するページ
- 旅の1ページ:切符やショップカードを地図の上に重ねる(地図柄の紙、チケット、ラベル)
- カフェの記録:お店のコースターや紙ナプキンに、日付と感想を添える(ラベル、コーヒーのシール)
- 読んだ本のページ:本の一節を書き写し、物語に合う人物を添える(英字の紙、人物シール)
- 季節のはじまり:その月の花と、天気や気温をメモする(花のシール、方眼の紙)
- 手紙をしまうページ:もらった手紙やカードを封筒のポケットに入れる(封筒、切手風の素材)
世界観をつくるページ
- 古い手紙:英字の紙を重ね、封蝋や切手を添える(英字の紙、切手、ラベル)
- 植物図鑑:植物のシールに、手書きの名札を付ける(植物のシール、標本ラベル風の紙)
- 夜と星:濃紺の紙に月と星座を重ね、硫酸紙で霞をかける(夜空の紙、硫酸紙)
- 妖精の森:きのこと花の間に、小さな妖精を置く(妖精の人物シール、きのこ、蝶)
- 海辺の町:港や灯台の景色に、貝や波のモチーフを添える(海のロールシール、ラベル)
しかけのあるページ
- ポケットとタグ:ポケットにタグを差し込み、タグの裏にメッセージを書く(封筒、タグ、リボン)
- 窓あきページ:ページを四角く切り抜き、次のページの主役がのぞくようにする(カッター、フレーム素材)
- 折りたたみの地図:大きな紙を折りたたんで貼り、開くと景色が広がる(地図柄の紙、マステ)
- 半分のページ:短い紙を綴じ込み、めくると下のページが少し見える(素材紙、硫酸紙)
- 小さな封筒をたくさん:ミニ封筒を3つ並べ、それぞれに違う素材を入れる(平袋、ラベル)
素材を楽しむページ
- 1色だけのページ:青だけ、緑だけなど、同じ色の紙ものを集める
- 端切れのページ:残った紙の切れ端だけを、パッチワークのように重ねる
- 包装紙のページ:お気に入りの包装紙をそのままページにして、ロゴを主役にする
- レースと紙:紙のレースやPETのレースを何層にも重ねる(レース素材、PETシール)
- ラベル集め:いろいろな形のラベルやチケットを、コレクションのように並べる(ラベル、チケット)
基本のレイアウト5つ
| レイアウト | 作り方 | 向いているテーマ |
|---|---|---|
| 重ね貼り | 大きさの違う紙を3〜4枚、少しずつずらして重ね、上に主役を置く | どんなテーマにも |
| ポケット | 封筒や紙で作ったポケットを貼り、カードやタグを入れる | 手紙、旅 |
| タグ差し | ページの端からタグをはみ出させ、リボンを結ぶ | 植物、季節 |
| 窓あき | ページの一部を四角く切り抜き、次のページがのぞくようにする | 物語、ファンタジー |
| 余白を残す | 素材を片側に寄せ、反対側に文字を書くスペースを残す | 日記、記録 |
見開きのレイアウト
ジャンクジャーナルは左右2ページを一緒に見ることが多いので、見開きで考えるとまとまります。
- 中央をまたぐ:背景の紙やマスキングテープを、綴じ目をまたいで貼ると、左右がひとつの絵になります
- 主役は片方に:主役は左右どちらか一方にだけ置き、反対側はポケットや余白で支えます
- 色は左右でそろえる:左右で違うテーマにしても、色をそろえれば自然につながります
- 綴じ目の近くは薄く:綴じ目のそばに厚い素材を貼ると、ノートが開きにくくなります
海外風に見せるコツ
海外のジャンクジャーナルでよく見かける、たっぷり重ねた雰囲気を出すには、次のポイントを意識します。
- 紙をたくさん重ねる:背景の紙を3〜5枚重ね、端を少しずつずらしてのぞかせます
- 英字の素材を多めに:英字の紙やラベル、タイプライター風の文字が、海外らしさを出します
- 布やレースを足す:紙だけでなく、レースや布の質感を加えると、手作りらしさが増します
- 色をくすませる:ブラウン、ベージュ、くすみカラーでまとめると、紅茶で染めたような古びた雰囲気になります
ヴィンテージ風の作り方
- 背景:古紙風の素材紙と英字の紙を、角度を変えて重ねる。端は手でちぎる
- 主役:セピア調の人物シールか、植物図鑑風の花をひとつ
- 紙もの:チケットや切手風の素材を、主役の下に少し差し込む
- 留める:くすんだ色のマスキングテープで、紙の角を留める
- 色:ベージュ・ブラウンをベースに、くすみグリーンや黒を少しだけ
色や素材の選び方はヴィンテージ・アンティークコラージュの作り方でも詳しく紹介しています。
作例1:「古い手紙」の見開き
左ページには、英字の紙を背景に、封筒を1枚貼ってポケットにします。中には手紙風の素材紙と、切手風の素材を貼ったカードを入れます。右ページには、セピア調の女性の人物シールを主役に、足元にチケットとラベルを重ね、左右のページをまたいでくすんだ緑のマスキングテープを1本。開くと、誰かの手紙の束をのぞいているような見開きになります。
作例2:「植物図鑑」の1ページ
方眼の素材紙を背景に、植物のPETシールを3種類、標本のように間隔をあけて並べます。それぞれの下に、紙のラベルを貼って植物の名前を書き込みます。ページの端から植物のタグを1枚はみ出させれば、手作りの植物図鑑の1ページの完成です。
ページアイデアに使える素材を探す
- 新聞・楽譜・手紙・地図:古い手紙・旅の記録に(英字・地図・楽譜)
- タグ・ラベル・チケット・切手:しかけに使うタグ・ラベル・チケット
- 花・植物・キノコ:植物図鑑のページに
- 人物・妖精:妖精の森・物語のページに
よくある質問
ジャンクジャーナルのページは何から考えればいいですか?
まずテーマを一言で決め、次に「重ね貼り」「ポケット」「タグ差し」などのレイアウトから1つ選ぶと、迷わず作れます。
海外風のジャンクジャーナルにするコツは?
紙を何枚も重ねてのぞかせること、英字の素材を多めに使うこと、くすんだ色でまとめることです。
ページがどれも同じに見えてしまいます
ページごとに背景の紙の色や柄を変えたり、ポケットや窓あきなどのしかけを入れたりすると、めくるたびに変化が出ます。
ジャンクジャーナルについてまとめて知りたい方は、ジャンクジャーナルガイドをご覧ください。


