紙もの素材の収納は、「どう分けるか」「どのくらい持つか」「どこに置くか」の3つを先に決めると、使いやすく片づきます。シールはクリアファイルやポケットアルバム、素材紙は大きさ別のファイル、小さなエフェメラは仕切りケース、マステ・ロールシールは立てて並べる収納が基本です。この記事では、ジャンクジャーナルやコラージュ、手帳デコに使う紙もの素材の、素材別の収納方法と分け方のアイデアを紹介します。
収納の前に決める3つのこと
| 決めること | 考え方 |
|---|---|
| 分け方 | 素材の種類別・テーマ別・色別のどれを基本にするか(下で詳しく紹介) |
| 量 | 「このケースに入るだけ」と上限を決めると、増えすぎを防げる |
| 置き場所 | 作業する机の近くに「よく使う素材」、離れた場所に「ストック」と分ける |
素材別の収納方法
素材ごとの特徴は、コラージュ素材の種類ガイドでも紹介しています。特に、PETシールや硫酸紙は傷や折れが目立ちやすく、ロールシールは形が独特なので、ほかの素材と分けて収納するのがおすすめです。
シール・フレークシール
- 袋ごとポケットに入れる:買ったときの袋のまま、クリアファイルやポケットアルバムに入れると、シリーズが分かり、探しやすくなります
- 使いかけはチャック袋に:残りが少なくなったシールは、小さなチャック付きの袋にまとめます
- PETシールは重ねすぎない:透明なPETシールは、重ねて押しつぶすと台紙からずれることがあります。立てて収納するか、ファイルに平らに入れます
- サイズ別に分ける:主役になる大きなシールと、小物になる小さなシールを分けておくと、配置を考えるときに便利です
素材紙・背景紙・デザインペーパー
- 大きさに合ったファイルに:A5ならA5、A4ならA4のクリアファイルやドキュメントケースに、平らに入れます。折り目がつくと使いにくくなります
- セットはまとめて:同じシリーズの素材紙は、色味がそろっているので、セットのまま1つのポケットに入れます
- 硫酸紙は別に:半透明の紙は傷や折れが目立ちやすいので、ほかの紙と分けて入れます
エフェメラ・小さな紙もの
- 仕切りのあるケースに:ラベル、タグ、チケット、切手風の素材は、仕切り付きのケースやカードケースに種類ごとに入れます
- 封筒に分類する:封筒に「チケット」「ラベル」などと書いて分けると、そのままジャンクジャーナルの素材にもなります
- 身近な紙もの(ショップカード・切符など):箱を1つ決めて、そこに入るだけ取っておきます
マステ・ロールシール
- 立てて並べる:本棚のように立てて並べると、柄がひと目で見えて選びやすくなります
- 幅で分ける:細いマステと、幅3〜6cmの幅広のロールシールを分けて収納すると、取り出しやすくなります
- 端の処理:使い終わりの端は、台紙の端を少し折り返しておくと、次に使うときにはがしやすくなります
- 見本帳を作る:持っている柄を少しずつ切って1冊のノートに貼っておくと、ロールを全部出さなくても選べます
端切れ
- 小さく切れた紙は、捨てずに1つのファイルやチャック袋にまとめます。ジャンクジャーナルの重ね貼りや、余白の飾りにぴったりです
- 増えてきたら、色別に分けておくと使いやすくなります
収納グッズの選び方
| グッズ | 向いている素材 | 選ぶときのポイント |
|---|---|---|
| ポケットアルバム・カードファイル | フレークシール、小さなシール | ポケットが透明で、中身が見えるもの |
| クリアファイル・ポケットファイル | 素材紙、シールの袋 | 素材紙の大きさ(A5・A4)に合うもの |
| ドキュメントケース | 大きな素材紙、テーマ別のセット | マチがあり、厚みが出ても入るもの |
| 仕切り付きケース | ラベル、タグ、切手、チケット | 仕切りを動かせると、量に合わせて変えられる |
| ブックスタンド・ファイルボックス | マステ・ロールシール、ファイル類 | 立てて並べられ、取り出しやすいもの |
| 引き出しケース | ストック、道具 | 浅い引き出しのほうが、中が見渡せる |
| トレー・浅い箱 | 次に使う素材 | 作業中に机の上に置けるサイズ |
最初から収納グッズを買いそろえる必要はありません。手持ちのクリアファイルや空き箱で始めて、素材が増えて不便を感じたところから整えていきましょう。
置き場所と持ち運び
- 机のそば:よく使うシール、ラベル、のりやはさみなど、毎回使うものだけを置きます
- 棚や引き出し:ストックの素材紙や、しばらく使わないテーマの素材は、離れた場所にまとめます
- 日の当たらない場所に:紙もの素材は、直射日光で色あせたり、湿気で波打ったりします。窓際は避けましょう
- 持ち運ぶとき:カフェや旅先で作るなら、A5のファイル1冊に、背景の紙・シール・小物を少しずつ入れた「持ち出しセット」を作っておくと便利です
分け方のアイデア
| 分け方 | よいところ | 向いている人 |
|---|---|---|
| 種類別(シール・紙・マステ・パーツ) | どこに何があるか分かりやすい。いちばん失敗しにくい | 初めて整理する人、素材の量が多くない人 |
| テーマ別(ヴィンテージ・植物・旅など) | 作りたい世界観の素材をまとめて取り出せる | テーマを決めて作ることが多い人 |
| 色別 | 色合わせがしやすく、ページがまとまりやすい | 色でページを作ることが多い人 |
| 役割別(背景・主役・小物) | 1ページに必要な素材を、各箱から1つずつ選ぶだけで作れる | コラージュの組み立てに迷いやすい人 |
おすすめは、大きくは種類別に分けて、その中をテーマ別や色別に分ける組み合わせです。たとえば「シール」のファイルの中を、ヴィンテージ・植物・人物とテーマで分けます。
作業しやすくする工夫
- 「今使う箱」を1つ作る:次に作るページの素材だけを、トレーや浅い箱に集めておくと、作業のたびに全部を出さずにすみます
- 使ったら戻す場所を決める:戻す場所が決まっていると、散らかりにくくなります
- 見える収納にする:中身が見えるクリアケースやファイルを使うと、持っている素材を忘れません
素材が増えすぎないためのルール
- 入れ物の上限を決める:「このケースに入るだけ」と決め、あふれたら使うか手放すかを考えます
- 買う前に手持ちを見る:同じような柄を持っていないか、足りない役割は何かを確認してから買います
- 使い切る日をつくる:端切れや残り少ないシールだけで1ページ作る日をつくると、自然に減っていきます
- 交換やおすそ分けに:使わない素材は、交換便やおすそ分けファイルで、紙もの好きの仲間に回すのもおすすめです。→ 交換便とは
作例:A4ファイル3冊とケース1つの収納
A4のポケットファイルを3冊用意し、1冊目は「シール(テーマ別)」、2冊目は「素材紙・背景紙(色別)」、3冊目は「硫酸紙・端切れ」にします。ラベルやタグ、チケットなどの小さな紙ものは、仕切りのあるケース1つに種類ごとに入れ、マステ・ロールシールはファイルの横に立てて並べます。作業するときは、ファイルから今日使う素材をトレーに出してから始めます。
収納したい素材を探す
- シール・ステッカー:シール・ステッカー
- 素材紙・背景紙・デザインペーパー:素材紙・背景紙・デザインペーパー
- マステ・ロールシール:マステ・ロールシール
- その他形状の素材(タグ・フレーム・レースなど):タグ・フレーム・レースなどのパーツ
よくある質問
紙もの素材は種類別と色別、どちらで収納するのがおすすめですか?
初めて整理するなら種類別がおすすめです。素材が増えてきたら、種類別の中をテーマ別や色別に分けると、作りたいページに合う素材を探しやすくなります。
小さなエフェメラはどう収納すると使いやすいですか?
仕切りのあるケースやカードケースに、ラベル・タグ・チケットなど種類ごとに入れると、なくさずに探しやすくなります。
マスキングテープやロールシールはどう収納するといいですか?
本棚のように立てて並べると、柄がひと目で見えて選びやすくなります。細いものと幅広のものは分けて収納しましょう。
紙もの素材が増えすぎたらどうすればいいですか?
入れ物の上限を決め、あふれたら使い切る日をつくったり、交換便やおすそ分けで仲間に回したりするのがおすすめです。
ジャンクジャーナルについてまとめて知りたい方はジャンクジャーナルガイド、素材の種類はコラージュ素材の種類ガイドをご覧ください。


